ワッショイ黄太郎〜週末お祭りハンター〜

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【石川 青柏祭】山車の大きさ重さ日本一!誰でも山車を引けたゾ!!

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ゴールデンウィーク中の5月3日から5日にかけて石川県七尾で行われた青柏祭(せいはくさい)に参加してきた!

山車(だし)が出る祭は全国津々浦々にあるがココの祭は大きさと重さが日本一らしい。それはワッショイ黄太郎も参加しなくてはということで急行した。

 

青柏祭とは

青柏祭は石川県七尾で行われる大規模な例大祭である。ちなみにこの石川の七尾という場所は能登空港から1時間くらい、金沢からも1時間半くらいであり、正直アクセスがそんなによくない。
七尾の大地主神社の祭礼で、三つの「でか山」(山車・曳山)が街を回るのだ。でか山の上部では歌舞伎が人形劇として演じられる。
どうやら981年から行われいるらしく、とてつもなく歴史がある祭である。
2016年にはユネスコ無形文化遺産に登録されているのだ!

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誰でも山車引きにその場で参加できる! 

山車は神聖であるため、基本的に一般の人が触ることは難しい。しかし、この青柏祭の山車はそれが可能であった!

でか山の形は逆正三角形のような形であり、高さ12m、車輪2m、重さ20トンもあるという。
それゆえ、日本最大の山車として、君臨している。

この重い「でか山」は交差点に差し掛かると「辻回し」というテコの原理を使った方法により、進路を変えるのだ。

この進路変更の際や大通りを「でか山」が通るときに、「みんな、綱で引いていいよ〜」的な空気が出る。
その空気になったら、観客がワラワラと綱に寄っていくのでそれに参加してOKだ。


▼辻回しの際に若衆が体重をかけ、枕木を揺らす

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辻回しの際に大人数で、でか山を綱で引く必要があり、この作業に一般の人誰でも参加可能だ!

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辻回しの際には大体80人くらいで綱を引く。綱を引いた結果、巨大なでか山が方向転換すると参加者と観客から拍手と完成が上がる。
この巨大なでか山を自分も参加して動かしたぞという達成感が結構楽しい!

▼辻回しが成功すると拍手が起こる

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でか山はゆっくりノソノソと街を練り歩くので、でか山に付いていけば街の各所で誰でも、でか山の綱を引っ張って参加することができる。

▼家族づれで参加している人も多いゾ

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駐車場はたくさんあって便利

当日は能登空港からレンタカーで向かった。祭となると駐車場問題に悩まされることが多いが、青柏祭ではその心配は少ない。市内の各所に駐車場・臨時駐車場が設置され、臨時駐車場は少しだけ離れているので、でか山の近くまで無料シャトルバスで運んでくれる。

僕は七尾市の市役所に最初行ったが満杯だったので、海近くの臨時駐車場を利用した。
市内の至るところに、スタッフの方が立っているので、駐車場についてわからないことがあったら聞こう。

現地に到着する時間がわからなかったら、とりあえず「七尾市役所」を目指していけば、祭に遭遇できる!

青柏祭コーデ

でか山を動かす若衆は、法被を着ておらず、「前掛け・股引・手袋・足袋」の祭基本セットであった。鯉口シャツには所属する町会の紋が背中に大きく入っていた。また腕当てのようなもの(なんという名称なのかわからず)も身につけていたゾ。

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一方、でか山に乗り、唄と音頭をとる若衆は浴衣的な着物とカラフルなボンボン的なものを持っている。

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青柏祭の開催日程

2017年青柏祭

 

青柏祭の模様を動画でもどうぞ! 

www.youtube.com

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