【それぞれの違いはコレだ】DJI OSMO MOBILE と GoPro Karma Gripを徹底比較してみた!
お祭り撮影機材としてDJI OSMO MOBILE と GoPro Karma Gripどちらも所有している。アクションカメラとスマートフォンに付け、手ブレを抑制するためのスタビライザー(ジンバル)である。この2つの製品の違いを詳しくまとめてみた。
それぞれの価格とスペック
・DJI OSMO MOBILE
価格:37,800円
iPhoneとAndroidのカメラを用いて使用する。ジョイスティックが付いており、ジンバルを動かして、スマホを思い通りの方向に手元で向けることが出来る。
・GoPro Karma Grip
価格:36,000円
GoPro HERO4,5と共に使用する。ジョイスティックは付いてないので、カメラは常に並行及び前方を向く使用。カメラの方向を変えたいときは、手で動かす形になる。
僕は最初にOSMO MOBILEを購入したのだが、どちらを買うかはかなり迷った。
そこで今回それぞれの良さ・悪さについてまとめよう。
DJI OSMO MOBILE:ブレが少ない!
メリット
・ブレがKarma Gripよりも少ないから映像の質が良い
・充電が早い
・DJI GOアプリはその場で撮影した素材をかなり高いレベルまで編集できるので便利
・不測の事態にキリング機能がある。
ジンバルのモーター部分を手で抑えてしまった際や床にジンバルを置いてしまった時に、過剰にモーターが動かないよう、モーターを止める機能が付いている。これがあることによって、不測の事態にモーターに過剰な力がかからないようになっている。
キリング機能が発動された時は、再起動してやれば元に戻る。
デメリット
・iPhoneを噛ませるのが意外に面倒
・充電がすぐなくなる
・電源ケーブルがmicro USBではなく、イヤフォンジャックみたいな特殊なケーブル
(なぜこれにしたのかホント謎w)
・防水ではない
・映像はiPhoneのカメラ性能に依存する
GoPro Karma Grip:GoPro HERO5との汎用性抜群!
GoPro HERO5との相性は抜群。さすが純正。ボタン一つで同時にGoProもスタビライザーも操作可能。
GoProマウントにも付けられるのでチェストマウントを付けて走りながら、バイクに乗りながらブレの少ない映像が撮れる。
メリット
・GoPro単体で使うよりも圧倒的にブレが少ない。スタビライズさせて映像を一度撮ったら、それなしで撮った映像は見られないね。
・充電が意外と持つ
2時間くらいは使えるような印象。GoPro HERO3+はバッテリーがとにかく持たなくてかなりの手間だったが、HERO5になってからバッテリーの無駄な消費は大幅に改善されたように感じる。その影響もあってか、ジンバルのバッテリー持ちは使用に耐える程度にある。
デメリット
・縦ブレがKarma Gripよりも大きいように思う。
Osmoとkarmaで撮った映像を比較動画並べる
・不測の事態にキリング機能がない。
床に置いた場合に、キリング機能がないことによって、モーターが不自然にビクビク震える状態になってしまう。ジンバル全体に悪影響を与えないか心配。
・充電がとにかく遅い。2.4Aで0からフルまで充電するのに4時間はかかる。
・少し重い
・GoProのアプリは基本的に動作が重すぎる。DJIのアプリを見習って欲しい
・防水ではない
それぞれのメリットデメリットまとめ
それぞれを使う中で感じたメリットデメリットを以下の表にまとめた!
DJI Osmo Mobile と GoPro Karma Gripで重量の差はほぼないことがわかった。
どちらを買おうか迷ってる方は「こういう人向け」のところを参考に判断してみて欲しい。
DJI OSMO MOBILE | GoPro Karma Grip | |
こういう人向け | スマホを持っていて、ブレを最小限にしたい | GoPro HERO5やHERO4を持っていて、更にブレのない映像を撮りたい |
ブレ補正 | ○ | △ |
充電早さ | ○ | × |
電池持ち | △ | ○ |
重さ (カメラ抜き) |
501g | 486.6g |
防水機能 | なし | なし |
キリング機能 | あり | なし |
僕はKarma Gripを基本的には使い、映像にこだわるときはOsmo Mobileを使って行こうかと思う。
ジンバル(スタビライザー)はこの2つを使ってます
僕が使ってるHERO5 BLACKとHERO5 Session
HERO5 BLACKの予備バッテリーはこれを使ってます