【富山 城端曳山祭】1時間くらい見たら満足だけど、品格のある山車のデザインは必見!
石川で青柏祭を堪能した足でそのままお隣の富山県 城端曳山祭に急行した!
城端曳山祭が行われる富山県南砺市(これで「なんとし」と読む!)は金沢から1時間くらい、能登空港から2時間くらいのこれまた結構離れた場所にある。
城端曳山祭とは
江戸時代から続く、城端神明宮の祭で2016年にユネスコの世界文化遺産に登録されている。「ぎゅう山」と呼ばれる6つの曳山が城端内を曳き回される。
開催日程
・5月4日(宵祭) 18:00~21:00頃
※宵祭では山車の曳き回しはされない。
・5月5日(本祭) 9:00~22:30頃
つまり、山車の曳き回しを見たければ5日がベター!
開催場所
城端別院善徳寺を中心とした周辺。山車はゆっくり曳き回されるので現地に行けばすぐに見つかる。
品格ある山車が魅力
城端は越中の小京都と呼ばれ、昔ながらの建物が多く街並みが魅力である。祭を行っていない日常はかなり静かな街のはず。
そんな街の祭の曳山(山車)は黒の漆と調金で彩られ、街並みとマッチして風情があった。
▼17:30ころに城端神明宮前に曳山が整列する
19時から提灯に灯りをつけられた曳山が巡行を開始する。
▼夕方になると提灯が取り付けられる
巡行が始まると「庵屋台」と呼ばれる、囃子方が乗る屋台があり、それが隊列の先頭を行き、所望があった家の前に止まり、唄を披露するのだ。
この唄の披露が一軒一軒かなり長い。。。全然隊列が進んで来ないやん。。って感じるゾ
庵屋台が家の前に止まると、庵屋台の後ろの隊列は全て止まる。そのため、50mくらい移動するのに1時間くらいかかっていた。
ずんずん進んで来るのかと思って待ち構えていると、待ちくたびれる事態に陥る。僕は実際、まだかまだかと待機していた場所で待ちくたびれた。
▼庵屋台
▼家の人は着物を着て、正座で唄を聞く
▼曳山がすごく重そう。夜の曳山と装飾が見所
▼曳山が止まった後は地面に倒れこむくらい重いらしい
青柏祭コーデ
越中の小京都と呼ばれるだけあって、法被姿の中の人以外に、袴姿の中の人が多数いたゾ。両者にどのような役割の違いがあるのかわからないが、見ていた限り法被姿の中の人は曳山を押すなどの重労働系を任されているようだ。
城端曳山祭の模様を動画でもどうぞ!
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