ワッショイ黄太郎〜週末お祭りハンター〜

ワッショイ黄太郎は、"参加型"祭り潜入情報ならどこにも負けないゼ!という気持ちで日本各地を飛び回っています。平日はサラリーマンです。

ワッショイ黄太郎

佐賀 ガタリンピック|泥の中を突き進むクレイジーな高揚感!新感覚スポーツかよ!!

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 「ガタリンピック」は干潟で、干潟を利用した競技を行う祭りだ。日本に数多く祭りはあれど、このように海外ライクな祭りは珍しい。泥まみれになるクレイジーガタリンピックに参加してきた!

 

くどい説明はいいからまず映像で見てみる?

ガタリンピックとは 

さあ、この映像でフロアが十分あったまったところで、説明しよう!

2018年5月27日、佐賀県鹿島市で行われた「鹿島ガタリンピック」は、鹿島市の町おこしとして始まり、2018年で34回を数える歴史ある祭りである。2017年にはサントリー地域文化賞を受賞している。

内容はすごくシンプルで、干潟(ひがた)を利用して、様々な競技を行うのである。

東京→佐賀 日帰り参加可能!

佐賀が遠いと思っている諸君、安心してよい。
東京から日帰り参加も可能であったぞ。

6:50 羽田発長崎行き 飛行機に乗る

ガタリンピック会場である、鹿島市はいい具合で長崎空港佐賀空港のちょうど中間あたりにある。そして、会場周辺にはホテルがあまりない。
これらの理由により、始発の飛行機を選択した。日帰りであれば、宿泊費がかからないしお財布に優しい♪

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8:30 長崎空港

東京からの直行便で朝早くに到着する便は、長崎空港行きであるため、佐賀空港ではなくこちらを選択。
ここからレンタカーで会場を目指した。

10:30 ガタリンピック会場着

長崎空港から1時間ほどでガタリンピック会場に到着。
なお、長崎空港から電車でのアクセスを選ぶとかなり時間がかかるので、日帰りでの参加は難しい。

2018年開催のガタリンピックの駐車場は、会場から5分ほど離れた「祐徳稲荷神社(ゆうとくいなりじんじゃ)」の駐車場を利用することになった。

ガタリンピック会場へは、無料の連絡バスで送迎してくれる。 

▼会場でお出迎えしてくれる看板

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▼少し歩いて行くと・・・
どこまでも広い干潟が登場!ここがガタリンピック会場だ!アガる! 

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▼会場には温水シャワーも設置されているので、いくらでも泥だらけになってOKだ。

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子供以上に泥だらけを楽しめ!激闘レース!

早速、着替えて、泥にまみれる準備を整えた我々。
なお、1,500人参加していた会場で裸だったのは我々だけ・・・
なぜだ・・!日光浴もできるのに!
我々2人は満面の笑みである。

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ガタリンピックは一人二種目までエントリーが可能だ
我々は、人間むつごろうと25m自由ガタという種目にエントリーしたぞ!

▼種目は全部で7つある。よく考えてエントリーしよう。
ちなみに、ガタチャリという競技はあまりの人気で抽選形式である。

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種目1:人間むつごろう

ムツゴロウとは干潟に生息する魚である。
スノーボードのような板に寝そべり、ムツゴロウのような動きをしながら、干潟を滑るレースがこの「人間むつごろう」である。

▼ここがレース会場

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この日のために、ジムで上半身を多めに鍛えてきたワッショイ黄太郎。
レースに際して、隙はない。

この競技の場合、進み方は、クロールのようにするか、バタフライのようにするかの2パターンが考えられる。

一般参加者はどちらの滑り方が速いか大いに悩むであろうが、ワッショイ黄太郎はちょうどこの2週間前に秋田県にて「たらいこぎ選手権」に参加しており、そこで得られた知見は両手を使って進む競技の場合、バタフライ形式が速いということがわかっている。
ここにおいても一切隙がない。

バタフライ一択である!!

満を辞していざ、実戦。 

▼板の位置を揃えることが結構重要

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▼頭に装着したGoProがいい仕事をしている

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▼いざスタート!

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▼レース後はみんなこんな顔!!

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▼ドロドロになってもなんら心配はない。放水が待っている

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▼人間むつごろうではバディーが見事優勝した!素晴らしい!

一方、ワッショイ黄太郎の自信はなんだったのか。

レースには魔物が住んでいるらしい。

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種目2:25m自由ガタ

このネーミング考えた人天才かよ。
この競技は、とにかく25mの干潟(ガタ)を早く駆け抜ければいいという単純なもの。

干潟を進む方法は2つ。
2足歩行か4足歩行だ。

干潟に足を入れると30cmくらいは沈む状態。

ここで、工学部出身のワッショイ黄太郎は考えた。

縦に沈む量は、接地面の重量に比例するので、2足歩行の方が泥に足を取られるはずだ。

つまり、4足歩行をすることで、接地面が4点に分かれるため、それぞれの面にかかる重量が低下し、より早く足を進めることが出来ると!!

これは我ながら名案である。

いざ、実戦。

▼横一列の状態から一斉にスタートする

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▼一緒に参加したバディー、速いが走り方が怖い・・

四足歩行の悪魔みたいな走り方をする。

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▼一度スピードが緩まるとどんどん泥に埋まっていくので、走り抜けるのにすごく体力を奪われる。

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結論は、2足歩行が断然速い!!

4足歩行の結果かなり後ろの方でゴールした・・

考えに考えを重ねたすえの、4足歩行であったが、1足ごとの泥の抵抗が強いため、2足の大股で行くのが一番速いということがわかった。

 

2種目を終えた我々。

レースが終われば、結果がどうであれ、ノーサイドである!

参加者はほぼ男女半々であった。

ガタリンピックには、日本各地(東京からも割と数人いた)から、海外からも参加者が来ていて各々の衣装で参加している。
競技に参加したあとは、
皆泥だらけで、皆同じ色になるという"We are the world感"が凄まじい。

世界中の人がガタリンピックに参加したら、平和が訪れるはずだ!ピース!

 

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鹿島ガタリンピック開催概要

ガタリンピックに参加するためには、開催の約1ヶ月ほど前にホームページにてエントリーしよう。

ガタリンピックTOPページ of ガタリンピック 公式 WEB SITE

開催日:2018年5月27日(日)

開催場所:〒849-1323 佐賀県鹿島市音成4427