長崎 ヘトマト 2018|大ワラジの上で女の子がワッショイされる離島の奇祭でワッショイしてきた!
身体中に炭を塗りたくったふんどし男たちが女の子をワッショイする祭りが、長崎県の離島である五島で行われている。一緒になってワッショイしてきたのでその模様をお伝えしたい。
へトマトの模様を1分でチェック!
へトマトとは?
長崎県は五島市下崎山町で行われる伝統行事である。
その起源や語源は全くの不明であるらしい。
写真でその模様を見ると、明らかにクレイジーなのだが、起源が不明で謎は深まるばかりである。
それでも、国指定重要無形文化財に指定されているという、ちゃんとした祭りだ。
長崎県五島は東京から9時間
事前に五島市教育委員会に電話したところ、他県からでも参加可能ということだったので、向かうことにした!
しかし、そこにたどり着くまでの道のりが過酷であることは知る由もなかった・・
1月20日(へトマト前日)
11:00 羽田発長崎行きのスカイマークに乗る
ここで大きなミスをしていることに気づいた。
スカイマークは羽田発長崎直便はなく、神戸経由となっていたのだ。
よって、長崎まで3時間ほどかかることに。。
スカイマークは羽田→長崎とチケットを買うときに書いてあっても、神戸経由なので注意が必要だ!
▼空は100点満点の青!
14:20 長崎空港着
空港から出ているバスを使う
16:20 フェリーターミナル発
合計9時間かけてようやく目的地に到着した!
1日目は移動だけでほぼ終わってしまった。。
羽田から長崎への直行便を利用するともう少し早く着いたかもしれないが、
フェリーの本数が多いわけではないので調整が必要だ。
▼大波止フェリーターミナルがLAっぽい雰囲気を醸し出していた
▼とにかくよかったのはフェリーから見る夕日がめちゃくちゃ綺麗ということ!
1月21日(へトマト当日)
事前に伺った集合場所は「下崎山町公民館」
時間は10時である。
朝起きてから10時まで少し時間があったので、近くの香珠子海水浴場を訪れた。
白浜のビーチ!冬であるせいか誰もいない!ビーチを独り占めだ!(男2人で)
1月は青さが強く感じられなかったが(それでも江ノ島とかの海に比べれば全然青い)
夏は太陽が強く、空も青いのでさぞかし綺麗であろう
▼ドローンTAKE OFF!!
コンテンツが充実してる!祭りであった
現地を訪れる前にネットで調べていた範囲内だと、ふんどし男と大ワラジの写真がほとんどであったので、それだけをやるのかと思いきや、参加してみると大ワラジは祭りの一部分であることがわかった。
まず、ふんどし男たちが相撲をする。野外に土俵が設けられていた!
地元の男たちは大概、相撲が強い。
東と西に、青年団と消防団が分かれて相撲をとることになる
ワッショイ黄太郎もいざ一戦交える(写真左)
「見合って見合って〜」
「ハッケヨイ ノコッタ!」
瞬殺。。
土俵の外にころげ落ちる。。
続いて、泥が登場する。
これを塗り合うのだ。ふんどし男たちだけではなくて、観客にも構わず塗りたくる。
そして、ワラで出来たたまを奪い合う、
ラグビー風な「玉せせり」と呼ばれるコンテンツがスタート。
からの、青年団と消防団に分かれて、綱引き2番勝負を行う。
僕が属していた、青年団は2番連続して、消防団に負けてしまった。
どちらが勝つかで、豊作と大漁を占う!
メインイベント!大ワラジの上に女の子ワッショイ
コンテンツの最後は、長さ3mの大ワラジが登場する。
観客の女の子が次々とふんどし男たちに捕まえられる
「わーしょい!わーしょい!わーしょい!」
観客としてへトマトを見にくる女の子たちは、
全力でワッショイされるのでそのつもりで臨んでいただきたい!
▼祭りをキメた後の2人(左がワッショイ黄太郎)
へトマト参加方法・開催日程/場所
へトマトは基本的に地元以外からの参加に対して歓迎的だ。
五島の人はとにかくあたたかい!
最大の歓迎で迎えてくれること間違いなしだ。
現地に飛び込んでみよう。
ふんどしを締めて、泥を身体に塗りたくるというマッドな体験はココでしかできない。
五島は1月とは言え、西の西なので、東京に比べると暖かい。
海や朝日、夕日も東京より美しく感じた。
現地を訪れたら海産物と五島牛は、ぜひご賞味あれ。
へトマトへの参加方法
参加方法はまず、五島市教育委員会の電話番号に電話してみよう
すると、へトマトの代表を紹介してくれる
その先は、へトマト代表と何人で伺うのか等連絡すればOKだ!
へトマト開催日程:毎年1月第3日曜日 13時頃〜