ワッショイ黄太郎〜週末お祭りハンター〜

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ワッショイ黄太郎

【レビュー】1年使い倒したGoPro HERO5の良い点・悪い点ホンネで全てお伝えするよ

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GoPro HERO5 BLACKを使い倒し始めてもう少しで1年が経とうとしているのでレビューをまとめたい。

GoPro自体すごく好きだけど、GoProの回し者でもないので、本音で良い点・悪い点を書きつづってみた。

僕はGoPro3, 3+時代から使ってきたので、前世代のGoProとも比較して気づいた点をまとめた。これから買おうとしている方の参考になれば幸いだ。<2017年12月追記>

まずGoPro HERO5は2種類あるぞ

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HERO5は2種類存在し、大きめのBlackとBlackの半分ほどのサイズのSessionがある。

僕が持っているのはBlackの方なので、今回はBlackをメインにレビューしたい。

製品名 HERO5 Black
(僕が持ってる方)
HERO5 Session
価格(2017/8/31現在) ¥53,000 ¥39,500
発売時期 2016年10月 2016年10月
動画画質

4K30/1440P80/

1080P120

4K30/1440P60/

1080P90

防水 10メートル 10メートル
WIFI + BLUETOOTH
風音低減機能
音声コントロール
電子式手ブレ補正
タッチ背面ディスプレイ
位置情報取得
RAW + WDR 写真
ポート USB-C、マイクロHDMI USB-C

GoPro HERO5 BLACKの良いところ

軽いからとりあえず持ってくノリでOK

GoProは一眼レフとは違い、かさばらないのでスポーツや旅などにはもってこいのアクションカメラ・ウェアラブルカメラである。
だから、使うかわからないけどとりあえず持って行こうというノリで持ち出せるのは大きな強みだ。

基本的に防水ケースいらないのはアツい!(10mまで)

GoPro HERO4まではカメラの周りにハウジング(防水ケース)をつける必要があったが、HERO5から水深10mまでの深さであれば防水ケースがいらない仕様になった。

海とか川とか手持ちするけどちょっとだけ濡れそうな状況ではもってこいの仕様だ。

ダイビングなどガッツリしない限り、防水ケースはなしでOK。

 

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背面液晶があって便利

ディスプレイがなくてもGoProをしばらく使っていると画角のイメージは大体把握してくるから問題ないと感じていた。

HERO5 BLACKからはディスプレイが標準搭載となり、意外や意外。やはりあると便利!

一番の力を発揮するのは、
ディスプレイ上で撮影した素材のすぐチェックができるとき。
ディスプレイがないモデルの場合は、いちいちスマホに繋いで、アプリからチェックしなくてはいけなかった。

GoPro HERO5 SessionはBlackとほぼ性能差がなく、コンパクトでいいのだが、このディスプレイがないことが大きな違いだ。

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電子手ブレ補正搭載で映像の質が上がった!

HERO5から搭載された電子手ブレ補正は、この機能をONにするとGoProが自動的に手ブレを抑制してくれる!
映像の中心を残して、周りの画角を10%削ることで手ブレを補正している。

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GoProを手持ちしながら撮影するときには、この機能があるのとないのとでは映像が全然違うのだ

ただ、電子手ブレ補正だと限界があるので、それ以上の手ブレ補正を求めるハイスペック映像重視な方は、電動スタビライザーの「GoPro Karma Grip」を購入しよう。

▼<2017年12月追記> HERO6の手ぶれ補正はさらに進化していたので以下にまとめた。こちらも参考にしていただきたい!

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音声コントロールは意外と便利

音声コントロール「GoPro ビデオスタート」と言うとビデオ録画が始まる機能だ。録画スタートからストップ。写真の撮影まで様々な機能を音声でコントロール出来る。

一見、「使うかこの機能?」と思われるが、
手袋をしていて録画ボタンを押せないときは効果絶大だった!

例えば、スノボに行ったときには厚めの手袋をしている。録画ボタンを押せない。
そんなときに「GoPro ビデオスタート」と言えば手を触れることなくGoProを操作出来る。

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バッテリーの持ちは、"使えるレベル"になった

HERO4以前はバッテリーの持ちが悪く、録画回しっぱなしにしてると30分くらいで残量0になる肌感であった。正直、バッテリー使えない・・というのが感想であった。

それがHERO5では、体感値3倍くらいのバッテリー持ちになった気がする。

バッテリーの予備はあった方が断然良いが、なくてもモバイルバッテリーで撮影をしないときにこまめに充電すれば事足りるだろう。

 

▼バッテリー持ちを検証してみた結果も参考にしていただきたい。

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質感が滑りにくくていい

GoPro HERO4よりもラバーが乗っているというか高級感がある質感になった。
可愛がりたい気持ちになる。

GoPro HERO5 BLACKの悪いところ

なにより高額

HERO5 BLACK公式価格はHERO3+の価格と比べるとかなり高くなった印象だ。

5万3千円(2017/8/31現在)もするからその辺の良いコンデジ買えるレベルである。

まあ、コンデジ買っても使わなかったら意味ないので、ここでHERO5を買っておいて、めっちゃ使うということであれば元は取れるかと思う。

背面液晶ディスプレイはタッチ感度悪い

どうしてこうなったと言わざるを得ない出来。
押したい場所をディスプレイ上で押しているにも関わらず、目的の動作をしないことが多々ある。
5年くらい前のアンドロイド端末を触っているような、押せないイライラ感がかなりの頻度で出現する。

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純正アプリがイケていない

GoProは純正アプリを通して、スマホに写真等を落とすことが出来るが、
純正アプリの動作が"もっさり"していることこの上ない。
動画になるとスマホへのダウンロードに時間がかなりかかる。

GoPro本体ハードの出来は満足行くものだが、ソフトに関してはまだまだ改善の余地ありだ。
ドローンメーカーDJIのアプリのキビキビ、ヌルヌル動く感覚を見習うべき!

不満はあるが純正アプリを使用しないとGoProから写真をスマホに落とせないので仕方ない。

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2017年9月28日に発表された、「HERO6」では新しいチップにより、動作が改善されていることであろう!

アフターサービスがよくない

以前、GoPro純正手ぶれ補正ジンバル(スタビライザー)のKarma Grip初期不良・故障があった際に公式サポートに出したが、メールの返信は遅いし、商品が返送されてきたのはなんと3週間後であった!!

▼この件は以下に詳細をして書いた。

GoProジャパンはたしか2016年に設立されているはずだが、そのサポート体制はまだまだという印象がある。GoProは修理工場が国内ではなく、シンガポールにあるので、修理に時間がかかる。

ちなみにドローンやスマホ用のジンバルを作っているDJIの修理工場は埼玉にあるので迅速に故障に対してサポートしてくれるぞ。 

GoProはクリエイティビティ次第だ!

とにかく、GoProにはハードもソフトもネガティブな部分はどんどん改善して欲しい。
それなくして、良い製品はつくれないはずだ。

ここまで感じたことをつらつらと書いたが、総合的にはGoPro自体は好きな訳で、もっと多くの人にこの手軽さとダイナミックな映像写真の魅力を知って欲しい。

以前、一眼レフのカメラマンの方と話していて話に上がったのが、以下のことである。

最近はみんなお金を出せば誰でも良い機材を揃えることが出来る。だから、プロにがやらなければいけないことはクリエイティビティを追い求めること。ライティングだったり、想像もしない角度から撮影したり、カメラを取り付けたり。

GoProは手軽さゆえに誰でも同じような写真を撮ることになってしまいかねないので、それを手にした人のクリエイティビティに委ねられているのである

新モデルHERO6についてはこちらに詳しく書きました!

一番新しいモデルHERO6 BLACK

僕が使ってるHERO5 BLACKとHERO5 Session

HERO5 BLACKの予備バッテリーはこれを使ってます

ジンバル(スタビライザー)はこの2つを使ってます