【愛知 鯛まつり】コイキングかよ!!デカカワイイ鯛神輿が街を泳ぐ!
愛知には神輿が鯛の形をした祭りがあるらしい。この祭り自ら、天下の奇祭と豪語するからにはきっと驚くものが見られるはずだ。場所は豊浜漁港。名古屋から車で1時間のところにある。
正体はデカキャワイイ!鯛の張りぼてだった!
鯛まつりの起源は明治18年ころ、祭礼に「ハツカネズミ」の張りぼてを作ったことによる。元々は鯛とは全然関係ない形であったのだ!
それが、大正になってから「大鯛」にしようということになり、今に至るとのこと。確かに、ハツカネズミよりは鯛の方がフォトジェニックだ。その当時、鯛にしようと言い出した人、ナイス!!
鯛神輿の大きさは大きいもので高さ5m、長さ20mにもなる。豊浜にある、地区ごとに大きさや色が違うのだ。この大きさはおそらく、地区の人数に影響するところが大きいと思われる。小さい鯛神輿の場合、担ぐのではなく、台車で転がしていた。担ぐ人数が足りていないのかもしれない。
▼道を練り歩く鯛。デザインがかわいい
▼地区によって、鯛の大きさやデザインが違う
▼バカでかいんですけど。高さ5m級大鯛
担ぎ手のお兄さんがカメラに気づいた!
▼1tを超える鯛神輿を担ぐ男たち!粋だーー!
▼そして、鯛を空へ投げる!!
▼一旦ためてーー・・
▼なんども投げる!!鯛の尾ひれの下に車輪がついている。これを軸に鯛を投げるのだ。
▼広場に4匹の鯛が集合だ
▼鯛の骨組みは竹が使われている。魚の骨感を醸し出している。
▼歯は発泡スチロールだ。
▼ラジコン型の子供もいたぞ
鯛の最後はあっけない。棒に突撃して壊すのみ!
鯛まつりは2日間の日程で行われるが、1日目は平和である。僕が見物に行ったのは1日目である。残念ながら別の祭りに参加のため、2日目は見られなかったが、2日目こそ見応えがあるのでご紹介したい。
鯛まつり広場には「御仮屋(おかりや)」と呼ばれる、神事を行う場所がある。
その御仮屋の前に、鯛神輿の進行を阻むかのような木の柱が備えつけられている。
2日目はこの柱になんと、鯛が突撃するのだ。そしてぐしゃっと壊すのである。
これは打ち込みと呼ばれ、鯛を奉納するための儀式だ。
▼御仮屋に向かって鯛が突撃してくる
▼そして鯛の顔面に柱がめり込むのだ!
鯛まつりの動画はコチラをチェック!
鯛まつり開催日程(2017年)&アクセス
1日目に行くより、2日目の方が、鯛の打ち込みやぶつかりあい、遊泳を見られるのでオススメだ。
車は近くの漁港の駐車場に止められるので、心配はいらない。
- 日程:2017年7月22日, 23日
- 場所:愛知県豊浜漁港