ワッショイ黄太郎〜週末お祭りハンター〜

ワッショイ黄太郎は、"参加型"祭り潜入情報ならどこにも負けないゼ!という気持ちで日本各地を飛び回っています。平日はサラリーマンです。

ワッショイ黄太郎

【三重 潮かけ祭り】溺れる程の海水掛け合いに参加してきた!

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 今まで、別府の温泉ぶっかけまつり・佐渡島のたらい舟競漕まつり・山口の通くじらまつりに参加してきた。それゆえ水系の祭りは正に僕のホームグラウンドと言っても過言ではあるまい。そして、今回三重県志摩にてその真価が問われる祭りがきた「潮かけ祭り」である!

 潮かけ祭りとは

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潮かけ祭りは三重県志摩の和具漁港で行われ、他の漁船に乗っている人と海水をかけあう祭りだ。その歴史はなんと1221年から始まったのだという。800年前!!! 1,200年前半から始まったと考えると鎌倉時代から続くことになるではないか。

潮をかけ合うのは穢れを払う意味があり、潮を受けると1年間無病息災・家内安全のご利益だらけだ。

漁船同士は一部に集結し、その近さは隣の漁船に飛び移れるレベルだ。漁船が近づいたら、バケツに海水を汲んで、ひたすらかけ合う。
そして、県外参加者など一般の人も参加可能で誰でもサイコーに盛り上がれる祭りであった!

まずは潮かけ祭りの全模様を45秒でチェック!

参加の一部始終!

▼船にのるぞー

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▼いざ出航!漁港の人たちが太鼓打ちで見送ってくれる

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▼他の漁船と並走して大島を目指す。漁港を出たらすぐ潮かけが始まるというわけではないのだ。

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▼島に上陸だ!

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島に上陸すると2時間くらい神事を行うのでその間、一般の参加者たちは海で遊べるフリータイムや!
ちなみに、女の子が砂浜に座っていると男たちに海に投げ込まれるというローカルルールがある!祭りだから誰を投げても全然OK!

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▼神事が行われる

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▼いざ、大島から漁船に乗り込み、潮かけ本番へ。潮かけ祭りは大島からの帰りの道中が本番である。

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▼潮かけポイントに到着!

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▼潮かけスターート!!!

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▼バケツで海水を汲んで・・

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隣の漁船に乗ってる人めがけてかける!!!的中すると楽しい!的中させるテクニックは慣れるまでちょっと時間がかかるぞ。漁師さんたちの命中率半端じゃない。

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▼隣の漁船の人が狙いを定めてきた!

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▼かまえてーー

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▼おりゃーーー

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▼バッッシャーーーン!!

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▼漁港前に船が移動してきた。漁船40隻が一箇所に集まる!

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▼やべっ、ホースのおっちゃんに見つかった。

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▼ホースはずるいよーーー

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▼かけられたらこんな感じでテンションバチあげ!!!

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女の子にもかけ放題!!!

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潮かけ祭り参加方法

潮かけ祭りは誰でも参加できるとすでにお伝えした。しかし、実際に行って見て、気づいたポイントがあったのでそれをご紹介する。

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7時半に和具漁港に行き、漁船の船長に乗せてほしい旨を伝えるべし

 この祭りに参加する前に、志摩市観光課に電話で問い合わせたところ「8:30くらいに行って、漁師さんに交渉してください〜。事前予約とかはありませんから〜」と言われたのだが、僕らは余裕をもって、8時に着いた。

そこで実際に交渉してみると、大きな漁船は、大人数で申し込みがあった一般参加者で埋まっているという事態に陥った

なんてこったい!観光課の人の言うてることちゃうやん!!
そこから、手当たり次第に漁船と交渉し、ようやく乗れる船を見つけたのだ。つまり、8:30なんかに行ったらおそらく漁船は埋まって乗れない可能性が非常に高い。

オススメは8時より前。7:30くらいに行って、船長と交渉することだ。

ちなみに、出航は10時であるから、しばらく付近で待機である。

 交渉の際はまず乗船したい人数を伝えるべし

漁師さんと交渉していると、最近は過剰乗船出来ない(規制が厳しいらしい)との声を聞いた。
一隻の船に乗れる人の数は限られているので、まず乗船したい人数を伝えて、そもそも全員乗れるのかを確認しよう。

乗船交渉の際に一番大事なのは、声!元気の良さ!

漁師の人に交渉するので、元気の良さというか、押忍!的な気持ちが大事かもしれない。元気いいと乗った後も、何かと良くしてくれる。

潮かけ祭り参加で持って行くべきもの

ずぶ濡れOKな格好

この祭りに参加する地元のファミリーたちは全員、フル水着だった。全身ずぶ濡れになるからであるのだが、参加する前はこんなにもずぶ濡れになるとは思っていなかった。

紐を取り付けたバケツ

海水を汲む用の持ち物である。船の中にもバケツはいくつもあるのだが、足りなくなったりするので自分用のバケツを持ち込んだ方がいいだろう。

給水用の水

島に2時間くらい滞在するのと、潮かけがかなりハードなので、給水用として水を持っていった方が良いだろう。

潮かけ祭り開催日程&アクセス

潮かけ祭りはどこかのテーマパークの水かけイベントの比ではない、溺れるレベルで水をかけ合えるサイコーの祭りだ!当日漁港に行けば誰でも参加可能なので、ぜひオススメしたい。